結婚後に子供を持たない生き方を考えているものの、「婚活で不利になるのでは」「同じ価値観の相手と出会えるのだろうか」と不安を感じる方もいるでしょう。
子供を望むかどうかは、結婚後の生活設計に大きく関わるため、婚活の段階で自分の考えを整理し、相手と丁寧に共有することが大切です。

また、プロフィールの書き方や婚活サービスの選び方を工夫すれば、価値観の近い相手を探しやすくなります。
本記事では、子供を望まない背景や伝え方、結婚相談所を活用するメリットまで詳しく解説します。

子供を望まない婚活を選ぶ人が増えている背景

子供を望まない婚活を考える人が一定数いる背景には、結婚や家族に対する価値観の多様化があります。
結婚後の生き方を1つの形に限定せず、夫婦2人の生活や仕事、趣味を重視する考え方も選択肢の1つです。

ここでは、DINKs志向や子供を持たない選択、多様化する家族観について解説します。

DINKs志向の夫婦が増加している最新の結婚観

DINKsは、一般的に共働きで子供を持たない夫婦を指します。
結婚後の生き方を1つの形に限定せず、夫婦それぞれの仕事や生活、趣味を重視したいと考える人もいます。
ただし、DINKs志向の夫婦が増加しているとは一概にいえません。

大切なのは、子供を持つかどうかを周囲の価値観だけで決めず、自分たちがどのような生活を送りたいかを考えることです。
また、子供を望まない場合は、婚活の早い段階で将来の家族像について相手と確認しておきましょう。

子供を持たない選択をする人の割合と傾向

子供を持たない人の割合は、調査対象や年齢、婚姻期間、本人の希望などによって異なるため、1つの数字で示すのは適切ではありません。
また、実際に子供がいないことと、本人が希望して子供を持たないことは意味が異なります。

そのため、婚活では、周囲に同じ考えの人がどの程度いるかだけで判断せず、自分が子供を望まない理由や将来の生活像を整理することが大切です。
そのうえで、相手にも子供に対する考えを確認し、結婚後の希望に大きな違いがないか話し合いましょう。

多様化する家族のカタチと結婚の意義

結婚や家族のあり方は1つではなく、夫婦2人で生活する家庭や子供のいる家庭、再婚によって形成される家庭など、さまざまな形があります。
そのため、「結婚したら必ず子供を持つ」という前提だけで将来を考える必要はありません。

一方で、子供を望むかどうかは結婚後の生活に大きく関わるため、婚活中に曖昧なままにしないことが重要です。
仕事や住まい、家計、老後の過ごし方なども含め、どのような家庭を築きたいのかを具体的に話し合い、お互いの希望を確認しながら関係を進めましょう。

子供を望まない理由に多いパターン

子供を望まない理由は人によって異なりますが、経済面への不安や自由な時間を大切にしたい思い、夫婦2人の生活を重視する価値観など、さまざまな背景があります。
さらに、不妊治療や身体的負担、子育てへの不安が影響するでしょう。

ここでは、代表的な5つの理由を解説します。

教育費や老後資金など経済面での不安

子供を持つかどうかを考える際、教育費や生活費、老後資金など将来の家計に不安を感じる人もいます。
子育てには長期間にわたって費用がかかるため、住宅費や自身の老後資金との両立を慎重に考えるケースもあります。

また、物価や働き方の変化によって将来の収入を見通しにくいと感じることもあるでしょう。
そのため、婚活では子供を望むかどうかだけでなく、家計や貯蓄、働き方についても話し合い、将来の生活設計に対する考え方を確認することが大切です。

仕事や趣味、旅行を楽しむ自由な生き方への憧れ

仕事や趣味、旅行など、自分の時間を大切にしたいという価値観から、子供を持たない生活を希望する人も増えています。
結婚後もキャリアを続けたい、休日を夫婦で自由に過ごしたいなど、重視する生活スタイルは人それぞれです。

ただし、自由な時間を求めることだけが、子供を望まない理由とは限りません。
そのため婚活では、自分がどのような生活を送りたいのかを整理し、仕事や趣味に使いたい時間、家計の考え方なども相手と共有することで、将来の暮らし方に大きなずれがないか確認しましょう。

夫婦2人だけの時間を大切にしたい価値観

夫婦2人で過ごす時間や関係性を大切にしたいという考えから、子供を持たない結婚生活を希望する人もいます。
旅行や趣味を一緒に楽しむ、仕事を続けながら落ち着いた生活を送るなど、理想とする夫婦の形はさまざまです。

ただし、夫婦2人の生活を望むことが、すべての人にとって将来も変わらないとは限りません。
そのため、婚活では現在の希望だけでなく、今後気持ちが変わった場合にどう考えるかも含めて話し合い、お互いが納得できる家族像を共有することが大切です。

不妊治療や身体的負担への懸念

不妊治療や妊娠・出産に伴う身体的、精神的な負担への不安から、子供を持たない選択を考える人もいます。
不妊治療では、通院や検査、投薬、生殖補助医療などが必要になる場合があり、治療内容によって負担は異なります。

また、妊娠や出産について健康面の不安を抱える人もいるでしょう。
なお、こうした事情は個人差が大きいため、婚活では相手に一方的な考えを求めず、自分がどのような点に不安を感じているのかを伝えることが大切です。

さらに、子供を持つことへの希望や考え方を丁寧に確認することも欠かせません。

子育てへの自信のなさや精神的な負担

子育てへの責任や仕事との両立に不安を感じ、子供を望まないと考える人もいます。
育児には日々の世話だけでなく、教育や生活環境の整備など長期的な責任が伴うため、自分に十分な余裕があるか慎重に考えることは自然です。

また、仕事との両立や家事・育児の分担を具体的に想像すると、負担への不安が大きくなる場合もあります。
そのため、婚活ではこうした気持ちを無理に否定せず、自分が何に不安を感じているのかを整理したうえで、子供や将来の家族像について相手と率直に話し合うことが大切です。

「子供はいらない」と婚活で伝えると不利になるのか

婚活で「子供はいらない」と伝えると、出会える相手の範囲が狭くなる場合はあります。
一方で、子供に対する考えを曖昧にしたまま交際を進めると、将来の大きなすれ違いにつながるかもしれません。

ここでは、子供を望まない人の婚活での需要や、伝え方のポイントを解説します。

婚活市場で子供を望まない人の実際の需要

婚活市場には、子供を望まない価値観を持つ人も一定数います。
ただし、その割合や年代別の傾向を一律に示せる公的な婚活市場データがあるわけではありません。

また、結婚相談所やマッチングサービスの中には、子供を希望するかどうかをプロフィールや検索条件で確認できるものもあります。
そのため、自分の希望を明確にすることで、同じ考えを持つ相手を探しやすくなります。

重要なのは、「子供を望まない人が多い」と考えるのではなく、自分と価値観の合う相手を選ぶことです。

正直に伝えることで避けられるミスマッチ

婚活の早い段階で「子供を望まない」という考えを伝えておくと、将来の家族像に関する大きな認識のずれを減らしやすくなります。
なお、子供を希望するかどうかは、結婚後の生活設計に大きく関わるため、交際が深まってから初めて伝えると、双方に負担が生じることもあります。

ただし、正直に伝えれば必ずミスマッチを防げるわけではありません。
現在の希望だけでなく、将来気持ちが変わった場合の考え方も含めて話し合い、相手の希望にも耳を傾けることが大切です。

引かれてしまう伝え方とその改善ポイント

「子供はいりません」と結論だけを強く伝えると、理由や将来像が分からず、相手が戸惑う場合があります。
そのため、自分の考えを否定的な表現だけで伝えるのではなく、「夫婦2人の生活を大切にしたい」「仕事や趣味と両立しながら暮らしたい」など、理想とする生活像も合わせて説明しましょう。

また、相手が子供を望んでいる場合は、説得して考えを変えてもらおうとせず、価値観の違いとして受け止めることが重要です。
互いの希望を尊重しながら、早めに方向性を確認してください。

子供を望まない相手と出会いやすい婚活方法

子供を望まない相手と出会うには、同じ価値観を確認しやすい婚活方法を選ぶことが大切です。
マッチングアプリや結婚相談所、婚活パーティーなどは、希望条件の確認方法やサポート内容が異なります。

ここでは、それぞれの特徴と活用する際のポイントを解説します。

マッチングアプリで探す際の絞り込み方

マッチングアプリで子供を望まない相手を探す場合は、プロフィール項目や検索条件を活用しましょう。
サービスによっては、子供を希望するかどうかを登録できる場合があります。

また、プロフィール本文にも「子供は望んでいない」「夫婦2人の生活を大切にしたい」など、自分の考えを簡潔に記載すると意図が伝わりやすくなります。
ただし、希望条件の項目や検索機能はアプリによって異なるため、登録前に確認が必要です。

複数のサービスを比較し、自分の希望を伝えやすい環境を選びましょう。

結婚相談所を活用するメリット

結婚相談所では、入会時の面談やプロフィール作成を通じて、子供を望まないという希望を担当者へ伝えられる場合があります。
また、自分で相手ごとに確認するだけでなく、希望条件を共有しながら活動できる点はメリットの1つです。

ただし、すべての相談所が子供に関する希望を細かく検索・紹介条件へ反映できるとは限りません。
入会前に、子供を望まない希望をどのように扱うのか、紹介時にどこまで条件を確認できるのかを質問し、自分の考えに合うサポートを受けられる相談所を選びましょう。

婚活パーティーやDINKs限定イベントの活用

婚活パーティーやイベントの中には、DINKs志向や子供を望まない人を対象とした企画が開催される場合があります。
参加条件が明確なイベントであれば、将来の家族像が近い相手と出会うきっかけを作りやすくなります。

ただし、「DINKs限定」と記載されていても、参加者全員の考えが完全に一致するとは限りません。
そのため、申し込み前に対象者や参加条件を確認し、実際に会った際も子供に対する考えや結婚後の生活像を丁寧に話し合いましょう。

子供を望まない婚活に結婚相談所がおすすめな理由

子供を望まない婚活では、結婚相談所を利用することで、希望条件や将来の家族像を担当者に共有しながら活動できる場合があります。
プロフィールや面談を通じて価値観を確認しやすい点も特徴です。

ここでは、結婚相談所を活用するメリットを3つの視点から解説します。

入会時点で子供の希望有無を確認できる安心感

結婚相談所では、入会時の面談やプロフィール作成を通じて、子供を望むかどうかを希望条件として伝えられる場合があります。
また、自分から相手に聞きにくい内容でも、担当者へ事前に共有しておけば、紹介や検索の際に参考にしてもらえるかもしれません。

ただし、子供に関する希望の確認方法やプロフィール項目は相談所によって異なるため、入会前の確認が必要です。
自分の希望をどこまで登録できるのか、相手の希望も確認できるのかを聞いておきましょう。

価値観の合う相手を効率的にマッチング

結婚相談所では、年齢や居住地などの条件に加え、将来の家族像や結婚後の生活に関する希望を担当者へ相談できる場合があります。
また、子供を望まないという考えを共有しておけば、価値観が近い相手を探す際の参考にできます。

ただし、希望条件を登録したからといって、必ず考えが一致する相手と出会えるわけではありません。
プロフィールだけで判断せず、お見合いや交際の中で子供に対する考えや仕事、住まい、将来の暮らし方まで話し合い、相性を確認することが大切です。

仲人やカウンセラーによる価値観のすり合わせ支援

仲人やカウンセラーがいる結婚相談所では、子供を望まないことを相手へどう伝えるか、どの段階で確認するかを相談できる場合があります。
また、自分だけでは話しにくいテーマでも、第三者の視点から整理してもらうことで、伝え方を考えやすくなる点はメリットです。

ただし、担当者が双方の価値観を完全に一致させられるわけではありません。
最終的には本人同士で、子供に対する考えや将来の生活設計について率直に話し合う必要があります。

まとめ:DINKs希望でも後悔しない婚活の進め方

子供を望まない婚活では、自分の価値観を曖昧にせず、相手にも早い段階で丁寧に伝えることが大切です。
「子供はいらない」という結論だけでなく、夫婦2人でどのような生活を送りたいのかまで共有すると、将来像を確認しやすくなります。

また、マッチングアプリや結婚相談所、婚活イベントなど、自分の希望を伝えやすい方法を選ぶことも重要です。
なお、交際が進んだら、子供を持たない理由だけでなく、仕事や住まい、金銭感覚、老後の生活、将来気持ちが変わった場合の考え方まで話し合いましょう。

周囲の価値観に流されず、互いの希望を尊重しながら納得できる将来像を築ける相手を見極めることが、後悔しない婚活につながります。